お世話になっております。
お正月から一年が始まり、半年が経過いたしました。
日本人は季節の節目を大切に生活してきました。一年の始まりには初詣、夏が始まれば衣替えをして。など、生活のサイクルを大切に一日一日を過ごしてきた風習がございます。
冒頭、半年の経過といったのも一つの節目の話にあやかります。
半年に一度夏越しの大祓もご案内させていただきます。
「夏越しの大祓」
人間皆、知らず知らずの内に自分自身から発生してしまう罪、外から受けてしまう穢れというのを生きている内に身に着けてしまうものを半年に一度祓う”大祓”の夏に行われる行事になります。
境内に設置いたしました茅の輪をくぐり、人形(形代)に罪・穢れを移し残る半年を清く明るく生活する。
半年間の内に誰しもが「こうしておけばよかった」「なんであんなことしたんだろう」と思うことを一度はしてしまうもの。そうした反省を半年という節目で一度思い改め、残る半年は思い描いていた自分になるために前を向く。そんな習わしであったのかとも思います。
また、これから本格的に到来する夏は生鮮物はもちろん食料が傷みやすく、暑さで体力が落ちることから病気も流行りやすい季節となります。そうした日本の風土を周りと意識し直し、生活に気を付けるといったこともこの夏越しの大祓では大切にされてきたことかと思います。
■大祓奉唱
・日時:6/28(土)、29(日) 両日共16時開式
・初穂料 1,000円
(6/30(日)17時より神主が集まった人形(形代)を祓います。こちらにもご参加いただけます。)
■人形(形代)のみの奉納
・初穂料 300円/1体
・手水舎横に設置しております人形に氏名・年齢・住所を記載の上納め箱もしくは神社職員にお渡しください。
・期限 6/30 17時まで