新年の御札について

年末が近くなると、お正月を迎える準備が気になりますよね。

門松を玄関先に飾ったり、鏡餅を用意したり。

これら正月飾りをするのは各ご家庭に神様が来てくれますようにと目印になるものであったり、神様をおもてなしするためのものであったりします。

新しい一年が無事でありますように、豊かでありますようにと各ご家庭にお正月様が来て頂けるようにお迎えするのが日本のお正月の風習といえるのではないでしょうか。

お正月飾りは「神様をお迎えする」ことが本来の意味です。

年末年始に神様の御分霊である御神札を新しく取り替えるということこそがお正月の準備で一番大切なことだと思います。

伊勢神宮の神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)は皇室のご先祖様であり、日本の総氏神様と呼ばれています。その尊い御神札とお住まいの近くにある氏神様の御神札を合わせてお祀りすることでよりいっそう篤い御守護を頂きます。

御神札をお祀りするとき、「神棚がないからお祀りできない」という方もいらっしゃるかもしれません。神棚と聞いて「壁から突き出した板の上に神社の縮小版が乗っているもの」と想像する方が多いかもしれませんが、現代の住宅事情において新しくそのようなものを設置するのは難しく、どうすればいいのか分からない。といった質問を多くいただきます。そういった際、近くの神社の神職にお気軽にお声かけ下さい。また、当宮にもいくつかそのような事情に適した神棚を取り揃えております。

御神札をお祀りし、新しい御神徳を頂きまして新年を迎えましょう。

御神札、神社のことで分からないことがございましたらお気軽にお尋ねください。

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